田植え後の管理

田植後の管理

田植後の管理

田植え後1週間がたちました。
田んぼの稲は前に見たときよりも,大きくなっている感じ。
先週は気温も高かったし,日光をたくさん浴びて、稲がスクスクと生長している。
葉っぱの数も増えてる。 お日さまの力はスゴイ!



中干し

中干しというのは,稲のムダな生育を抑えるためのもので,田んぼの中の水を抜いてしい,土の表面に小さなヒビが入る状態にまで田んぼを乾かすことです。
足を踏み込んだら,軽く足跡がつくくらいがベストだ。
もし,中干しをせずに放っておくと,無駄な茎が増えるので,1本1本の茎が細くなり,穂数が多くなって倒伏したり,品質の悪いお米になるのです。
他にも,土の中に酸素が入ることによって,健康な根を地中深く伸ばすような働きもあるのです。


間断潅水

『カ・ン・ダ・ン・カ・ン・ス・イ??』というのは丈夫な根っこを育てるための作業です。

「中干し」は,ムダな生長を抑えるもので,稲の一生のうちに1度だけ,田んぼの表面に少しヒビが入るまで数日間乾かし続けることを言います。

「間断潅水」は,2~3日田んぼに水をためた状態を続けたら,2~3日水をぬいて田んぼを泥状にし,また2~3日水を張って2~3日水を抜く…という作業を,田植え後1週間目くらいからずっと繰り返すのです。



10cm以上の長い穂が出てた!

1週間くらい前から『走り穂』が出かけていたキヌヒカリの穂が,15cm以上出てきた。
『走り穂』っていうのは、田んぼにいっぱいある稲の中でも、いち早く出る穂のことを言います
これまでは、茎の中で病気や害虫から身を守られて大きくなっていた穂も、これからは、外気にさらされながら、強くたくましく育っていくのです。
穂は出たけれど、まだまだお米が出来ていません。
これから9月中旬の収穫までの間に、ゆっくりとお米が大きくなっていきます。
今日、葉っぱの長さを測ったら98cmになってた。
茎数は、先週と変わらず25本でした。



稲の花が咲きました

一面にツンと立った稲穂が出そろっていた。
穂を遠くから見ると,白く光っているように見えた。
近づいて見ると,白くて小さな稲の花がいっぱい咲いていた。
稲の花は,昼前に満開になるそうです。稲の花1つひとつは,「一生の内に1~2時間くらいしか咲かない」って百姓のおじいが教えてくれた。





カメムシの被害に遭いませんように!

稲は,花が咲き終わったくらいから,モミの中にお米を作り始めます。
この時期には,カメムシというお米に害を及ぼす虫が,モミの中にある汁(お米の元となるもの)を吸い,そのモミが収穫後玄米になると,その玄米は褐色の斑点が出来ています。
斑点は,玄米から白いお米にしても残るので,ランクの低い米として扱われ,高く売れません。
大切なお米が斑点米カメムシの被害に遭わないように,穂が出る2週間前くらいに畦の草刈りをし,また穂が出る3日前には予防接種をしました。


大ショック!! 稲がスズメに襲われた

稲の穂が、だんだんと垂れてきました。
モミの中に徐々にお米ができて、穂が重たくなってきた。
近づいてよ~く見ると、緑色のモミの中に、茶色くなって殻が破れているモミを発見!
これは、スズメがdartonが手塩にかけて育てたキヌヒカリの穂をかじった後(´ヘ`;) 
田圃の際には民家が・・見上げると、その屋根や電線にはスズメの大群が、チュンチュンと、私に早く帰るように!鳴いている。
あわてて,スズメ除けのおどしをしてたら、近所の百姓のおっさんがやって来て、「今更そんなことをしても一緒や!もっと早くにせんと!まぁ1俵も食べらんわ」って・・・
せっかくお米ができ始めたと思ってたのに…大ショック!!
スズメは、一度味を覚えると、何度でも同じ田んぼに来て食べるそうです…。



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